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VOICE Vol.10

SATANIC CARNIVAL’15 無事終えることができました!
参加して頂いたすべてのひとに心より感謝致します。ありがとうございました!

そして

来年、必ずやります。

2回目のサタニック、皆さんにとってどんな場所になったのでしょうか。

今回、EVIL STAGEの照明がHAWAIIAN6の途中からRADIOTSそしてG-FREAK FACTORYの途中までダウンするというトラブルがありました。その間、作業用の明かりでステージをなんとか照らすことしかできませんでした。

しかし、その状況でも、出演バンドは口を揃えて「そんなの気にしねーよ」とライブを続行し、おもしろがってさえいました。そしてお客さんも同様にライブを楽しんでくれていました。トラブル自体は本当に申し訳なかったのですが、その状況をものともしない空気感がそこにあり、私は「ライブハウスバンドとキッズに救われた」と思いました。

我々、ライブハウスのことを“ハコ”と呼ぶ事があります。これは良く言ったもので。箱は中に入れるものによって呼び方が変わります。同じ段ボール箱でも、ゴミを入れればゴミ箱、宝物を入れれば宝箱です。ではライブハウスってなんでしょうか。ステージがあって音響があって照明があるだけではライブハウスではありません。ただの”ハコ”です。今回のサタニックはライブハウスだったと私は思います。

「シーンの居場所」というテーマのひとつの答えは“ライブハウス”でした。ライブハウスにはいろんなものがあります。音楽を爆音で楽しめる、バンドマンがステージから想いや存在を表現し、発信できる。それに共感し一喜一憂できる。仲間が集まる、仲間と出会う、新たな発見がある、再会がある、酒を飲んで泥酔できたり、思い出がたくさんできたり、ある人にとって非日常であり、あるひとにとって日常であり、生き甲斐であり、無くてはならなくもので、挙げたらキリがありません。私は今回でサタニックの意味や価値、そして目指すべきものをよりハッキリと見出せた気がします。

来年もナイスな”ハコ”をご用意しますので、最高のライブハウスにしてください。
それではまた!!

SATANIC CARNIVALプロデューサー
I.S.O


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